神山つなぷろ#3/集合住宅プロジェクト01


徳島県・神山町で進められている「まちを将来世代につなぐプロジェクト」の記録映像。
子育て世代が中心となって暮らすテラスハウス形式の木造住棟の建設を前に
ランドスケープデザイナーの田瀬理夫さんと
解体設計を担当する建築家の高木雅行さんが、調査を行った日に密着しました。

Client:一般社団法人神山つなぐ公社 
Directed, filmed and edited:川口映像事務所
Top photo by Masataka Namazu
Year:2016 Category:Web、Presentation video

建築計画がどのようにはじまり、どのように形になっていくのか
分かりやすく紹介されている記事↓
イン神山「神領大埜地の集合住宅の建設過程について、映像でもお伝えしていきます」


どんな考えで作っているか

polaroid

これくらいのレベルの映像をサッと作れる人がいると、重宝する。

何気なく、褒める意味で言ってくださったことかもしれなくても
言われたほうは忘れられない言葉があります。
それが、原動力にもなったりするんですが
随分前に言われたこの言葉を、時々思い出すことがあります。

サッとは、作っていません。
サッとは、できません。
これくらいのレベルって、どういう意味でしょう。

夫婦二人体制でやりだして、私も現場に行くようになって分かってきましたが
何気ない姿を捉えている映像ほど、撮られる側に違和感を持たれないように
気配を消し、邪魔をせず、でも必要な時には語りかけ
そんなに必要なの?と思われるくらい、長い時間をかけて撮影しています。

カメラマンがいる、という「通常とは違う状態」を
撮られる側も必ず意識されています。
どこの誰に見られるか分からないので、怖い、嫌だなと感じて当然です。
インタビューをしていて、とても重要な話をされている場面で
「こんな話はここだけの話で、カットで」と言われることもあります。

かつて、夫が撮影編集したもので
「使われると思っていなかったから話せたことだったのに」と指摘され
話し合いをすることになった経験があります。
今では、配慮が足りなかったその経験が
インタビューや密着撮影の際の大きな指針となっています。

そういう試行錯誤の積み重ねで撮影した素材の中から
どの部分を一番お伝えすべきか
映像に残しておくべきか
依頼者の意向を汲みながら進める編集の時間は、とても根気がいります。

と言っても私は編集の技術はなく、インタビュー場面の抜粋くらいしかできないので
夫からは「分かったように言うな」と言われてしまうかもしれませんが
横で見ていて感じています。

ただ、技術のない私だからこそ、最初の視聴者として何を思うか
率直に意見します。
その過程でぶつかることもあり、夜中に怒鳴りあいになったりもします。
よく「ええっ、穏やかなお二人が?」と驚かれますが
バチバチ戦っています。人に見せられない一面です(苦笑)。

先日、言い合いの果てに夫が言ったことにハッとしました。
「死に物狂いでやって、やっと出来上がるんだよ!」

普段は人前で雄弁に語ることのない夫ですが
撮影現場で感じた被写体の魅力、その場面の特徴など
「これは本当に伝えたいことか」「綺麗ごとに映らないか」
「未来の被写体や関係者や自分が見ても、恥ずかしくないか」
自問自答しながら時間をかけて作り上げています。

そういう仕事への姿勢を
のろけではなく冷静に、仕事仲間として知ってもらいたいなと思い
今日は長々と書いています。

時には疲弊することもある我々ですが、何がモチベーションかというと
一つは、それぞれの仕事や人生を全うされている方に
お仕事を通じて出会えることです。
この仕事を受けていなかったら
その人の何気ない考えやこだわりを知りえなかった
そんな場面に出会うと、何とも言えない有難さを感じます。

そして二つ目は
自分たちの「心が動いた瞬間」を、他の方にもどう伝えられるのか
悩んで完成したものが、伝わっているな、と感じられる時です。
褒められると何とリアクションしていいか
いつも困り顔になってしまうのですが
後から後から喜びを感じています。

そして、今すぐのリアクションではなくても
時を経て何かのきっかけで映像を見てくださった方が
少しでも映像に何かを感じてくだされば…
そんな光景を思い浮かべながら
日々精進で、続けていきたいと思っています。

※冒頭のポラロイド写真は、ある撮影の被写体だった方が
「撮影者を撮影しよう」と、鞄から取り出し撮ってくださったものです。

記録係:川口鑑子


岩瀬ゆか/演奏と制作03との出会い

iwaseyukasan

uta no taneさんは、徳島にあるショップ&ギャラリーです。
いつも嬉しい出会いを作ってくださる店主の森さんが書かれたこの記事を読んで
岩瀬ゆかさんのライブペイントを見てみたいなーと思いました。

つくるひと 岩瀬ゆか
http://utanotane-shop.com/archives/2035

森さんの文章と写真は、一体他の人と何が違うんだろう
(魅力的という意味で)といつも感じます。
雑誌の出版社にお勤めだった経験がもちろんベースにあるのでしょうが
このブログ記事(#blog「ものづくりのおはなし」)を読んでも感じる
ご自身がすべきことを常に自分に問う、厳しさと真摯さ
とでも言えばいいのか、それが感じられるから
森さんセレクトのものをいつも楽しみにしています。

今回、2016年7月9日にuta no taneさんで開催された
岩瀬ゆかさんのライブペイントの様子を映像で記録するご縁をいただきました。

後半、日が陰っていく時間帯に流れだしたyuri yamadaさんによる夕焼け小焼けの音色と
岩瀬さんの表情の変化が印象的で
出来上がっていく作品と共に、その場その一瞬を共有することって
何て掛け替えのないことだろう、と感じました。

岩瀬さんの絵の展示とライブペイントは、来年の春まで各地を巡ります。

次回は、9/11(日)に大阪のTATSUTA BLDGで開催されるようです。
ぜひ、お時間のある方は足を運んでみてください!

詳しくは岩瀬ゆかさんのHPへ。http://iwaseyuka.com/

記録係:川口鑑子


岩瀬ゆか/演奏と制作 03


徳島で唯一無二の場所、uta no taneさんで開催された、
画家の岩瀬ゆかさんとピアニストのyuri yamadaさんによる絵と音楽のライブセッションの記録映像。

Client:岩瀬ゆか http://iwaseyuka.com/
Piano:yuri yamada http://utausora.exblog.jp/ 
Place:uta no tane http://utanotane-shop.com/
Directed, filmed and edited:川口映像事務所

Year:2016 Category:Event

uta no tane 森さんによる当日レポート
http://utanotane-shop.com/archives/2147


神山つなぷろ#2/先生みんなでシリーズ01


徳島県・神山町で進められている「まちを将来世代につなぐプロジェクト」の記録映像。
神山町の教育現場の今を「先生みんなでシリーズ」と題してお届けしていきます。

Client:一般社団法人神山つなぐ公社 
Directed, filmed and edited:川口映像事務所
Top photo by Ayako Tomokawa

Year:2016 Category:Web、Presentation video

映像が紹介されている記事↓
「イン神山『先生みんなでごはん』の映像が完成しました」


あったかビジネス大賞2016に出店しています

あったかビジネス大賞チラシ

「私たちに投票をお願いします」と、
なかなか言う機会のない人生を歩んできました。
極力、そういうことを避けてきた人生かもしれません。

しかし2年前に創業する際、色々と支援くださった
公益財団法人とくしま産業振興機構さんから
「こういうものがあるから、応募してみない?」とお誘いいただき
「あったかビジネスプラン優秀賞」というものに、応募することになりました。

そもそも徳島県では
「創業促進・あったかビジネス支援事業」というものがあります。

生まれたてほやほやのビジネス
「そんな事業が"あったか"」というユニークなビジネス
人のあたたかい思いや共感のあるビジネスを
「あったかビジネス」として認定し、支援してくれるものです。

徳島県内で私たちがお仕事で出会える方々というのは、本当に限られています。
事業を立ち上げたかぎり
まだ出会えていない、映像を必要としてくださる方々に
こんな映像事務所もありますと、知っていただく機会を逃すわけにはいきません。

そういう姿勢が比較的弱い私たちを
いつも応援してくださる、とくしま産業振興機構さんの後押しもあり
応募することにしました。

とくしま産業振興機構さんは、いろんな角度から
新規創業者を応援しよう
やる気にさせよう
人との繋がりを作ってもらうおう
と、動いてくださっています。

さらに、ただ投票してもらうのもアレだし
投票特典として、何か商品が当たる可能性もありますよ!
と、お得情報を忍ばせるあたり、にくい演出です。

ぜひ、お時間のある時に「ぽちっ」と応援いただけると嬉しいです。

投票ページを改めて↓
http://www.kizuna-plaza.jp/vote/

応募期間は9月7日(水)までです。
何卒、応援よろしくお願いいたします!


撮影日誌:食べることを考える日々

神山つなぐ公社の記録映像として
「FOOD HUB PROJECT」の映像第一弾が公開されました。

雨の日の田植えと料理教室の様子を収めた4分30秒の映像は
さらっと流し見できない長さです。

SNSで流れてきても、外出先では音も出せないし
見る場所を選ぶためスルーされることもあると思います。

ただ、「まちを将来世代につなぐプロジェクト」(通称「つなプロ」)も
FOOD HUB PROJECT」も
時間をかけてこつこつ積み重ね
年月を経て変化を生み出す取り組みだと思うので
その過程を見守っていただけるような紹介映像にしたいですね
とディスカッションしながら作っています。

お時間のある時に、ご覧いただけると嬉しいです。

「つなプロ」全体の最近の様子を紹介したイン神山記事
たべる」と「すまい」と「そだつ・まなぶ」神山の”つなプロ”が動き出しています

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いやはやしかし……。

先週から今週にかけて
様々な取り組みがあったFOOD HUB PROJECTに密着していると
早朝からのパン作り
近隣住民の方々にプロジェクトを知ってもらうためのイベント
みんなでご飯の会(夜が更けるまで)
早朝の田んぼの草取り
器の打ち合わせ等
ハードスケジュールをこなされています。

パン2
コロッケパン
テストキッチン
田んぼ草取り

何かを始めるためには、体力気力は不可欠で
さらには労い合える仲間と美味しい食事を共にたべる時間が
これからの道のりを共に歩んでいくために
大事なことなんだなーと、感じました。

告白すると、私たち夫婦は
最低限の食卓で満足してしまうようなタイプで
食への貪欲さはあまりありません。
けれど、どうやって作られたものか、誰が作ったものか
どう調理されたものか、分かってくると
有り難みが全然違うんだよな…と、
神山に来て、ちょっとずつ思うようになってきました。
農業や食に携わる周りの友人、知人、そして
FOOD HUB PROJECTの方々の影響を受けているんだと思います。

無知ゆえにとんちんかんな問いを投げかけてしまうこともあるのですが
(「ビーツって何でしたっけ、、豆?」とか。)
様々な場面で、目の前の食事が成り立つまでを
どうしたって意識する機会をいただいている感じです。

ちょっとずつちょっとずつ、私たちも学ぶ日々です。

記録係:川口鑑子


神山つなぷろ#1/FOOD HUB PROJECT01


徳島県・神山町で進められている「まちを将来世代につなぐプロジェクト」の記録映像。

Client:一般社団法人神山つなぐ公社 
Directed, filmed and edited:川口映像事務所
Top photo by Nao Kondo

Year:2016 Category:Web、Presentation video

映像が紹介されている記事 http://www.in-kamiyama.jp/diary/18111/

「FOOD HUB PROJECT」とは?
http://www.monosus.co.jp/posts/2016/05/000269.html